子どもたちと氏神さん

2017年02月28日 08:11

この神社は西河原村と橋之内村が氏子。その西河原の方は川の付け替えがあったり道路ができたりして今は二つの小学校区になっています。(新しい町名もできて「西河原」は小さくなりました)

去年その一つの小学校で神社の歴史を紹介をすることができ、昨日はもう一つの小学校で氏子さんが新屋坐天照御魂神社について子どもたちの質問に答える…という授業をお手伝いしてきました。

今年がはじめてではなくて、数年前から子どもたちの質問に答える授業をしておられたそうです。教頭先生と話をしたら、かつて在任した橋之内を校区にする小学校では○○さんに神社の話をしに来てもらってたとか…。いや、その方、今もお世話になってるんですけど! 

地域の子どもたちと氏神さんをつなぐ活動、ちゃんとしてくれてはる人がいた。そんなこともお世話係になって初めて知りました。

実は、この小学校の通学路の上に境内の大木の枝が伸びており、「枯れ枝が落ちたら困る」「なんとかならないかと」いう話をうけ、先日、剪定作業をしたところで、不思議なご縁を感じています。

この小学校の子どもたちは、氏神さんにも可愛がられているはずの存在。なにかあっては一大事。氏子でなんとか出来ないかと知恵を出し合ったりもしましたが、思っていたよりも安い見積もりを出していただいたこともあり、プロに頼むことにしました。

作業中、危険がないように交通誘導をしながら見ていましたが、クレーンの上に乗って、さらに時々高い枝の上に乗りうつってというハラハラするような仕事。大きな枝が切り落とされると、枝をつったクレーンがぐらぐら揺れる。見上げていたら細い枝も、人が乗ったらえらい太さだったとわかる。素人がやったらけが人だすくらいじゃ済まなかったなぁ…。

しかも、後日、「社長が見積もりは△△だったけれど、××でいいから差額を返金しろと言っている」という電話がかかってきてびっくり!

社長さんの夢で氏神さんからお告げがあったんじゃないでしょうか。「ワシの可愛い子たちのためじゃが、氏子連中もお金が無くて困っとるから、ちとまけてやってくれんか?」

氏神さんのお世話係になって、損得では説明できないことで動いてくださる人とたくさん出会います。そして、たくさんのご縁をいただいています。

 

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