氏子日記

2018年02月02日 19:29

しばらくのご無沙汰でした

「境内、なんかスッキリしましたね!」と、声をかけていただきました。

気づいていただきありがとうございます。
しかし、どこがスッキリしたかおわかりになりますでしょうか?

「木が茂っていたのが、枝が払われて外が見えるようになった」

正解です。でもそれは3年前の変化。(参照:「新屋坐天照御魂神社だより」第6号

「境内がいつも掃き清められている」

正解です。これはいつからかよくわからないのですが、月1回の氏子清掃の時以外も、清掃奉仕される方が現れて、とてもきれいになりました。でも最近の話じゃないです。

「すり切れていた拝殿の鈴の緒がきれいになった」

正解です。でもこれは1年前に奉納され、新調しています。(参照:2017年01月09日の氏子日記

最近の変化、どこでしょうか?

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正解は、「傾いていた灯籠がシャキッと真っ直ぐに立った」です。

気になるから工事費を奉納したいとの申し出あり工事が実現しました。
直してもらったら、どこが変わったかわからない方がほとんどでしょうが、
ホントに境内がスッキリしました。ありがたいことと氏子一同喜んでいます。

 

拝殿西灯籠

参道西灯籠

 

灯籠改修工事(2017年12月19日)

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2017年10月21日 20:21

秋季大祭のご報告

今年の秋の長雨は徹底してて、なんともはや…
秋季大祭の10月15日は日曜だから、たくさんの人に来てもらえるんじゃないか? と密かに期待して、境内の森のメンテナンスにも努めていたのですが当日は朝から大雨。境内で火をおこすところから湯立神事は始まるのですが、それができず。神楽奉納まで行って、湯立ては中止せざるを得ませんでした。湯立神事の様子をポスターに載せていたので、カメラを持って来ていただいた方もあり「来年は素晴らしい写真を撮ってもらえるはずなので、今日は申し訳ない」とお詫びしました。
送り火の提灯を灯して、翌日撤収。ところが、月曜も雨が止まず濡れたままの提灯はしまうことができなくなりました。それで、拝殿に紐を張って、提灯をぶら下げ干すことに…。今週お参りに来られた方には「この神社、提灯屋さんみたい」と思われたかもしれません。
でも、15日で良かったんですね。1週間後だったら台風来てますから。

そんなことで、今年の秋季大祭を無事終えることができております。

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2017年06月09日 08:02

今年もあります!「肝試し大会」


2017年7月29日(土) 雨天延期8月3日(木)
  第1部 午後7時~
  第2部 午後7時30分~

詳しくは、文末のチラシ画像をご覧ください。(クリックで拡大します)
境内にもチラシを置いています。


今年もこの境内で肝試し大会をおこないます。去年につづいて2回目。氏神さんのことを多くの人に知ってもらいたい、少々バチ当たりでも、まずは子どもたちの記憶にとどめてもらいたい。そんな気持ちで、茨木市西河原多世代交流センターの行事に協力しています。

80歳を過ぎた方から「子どもの頃青年団の人が氏神さんで肝試しやってくれて、そりゃもう怖かった」と聞きました。怖くて楽しい思い出を今の子どもたちにも作ってほしいと思います。

去年はスタッフの不慣れにつけ込んでズルした参加者もいたらしい。今年はそんなことのないようしっかり運営して、境内に祀られる八柱の神々にも楽しんでいただける「肝試し大会」にしたいと思います。

受付は先着順。去年も予約で満席になり、当日の受付はできませんでした。早めの申込みをお勧めします。お子さんお孫さん、ご近所の方にご紹介ください。

7月の茨木市広報にも載ります。
予約殺到の前に茨木市西河原多世代交流センター ☎072-623-9343 へお電話ください。

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2017年06月09日 07:56

パイプ椅子の奉納

匿名氏よりパイプ椅子の奉納がありました。「お祭の時、立ってるのがしんどいから帰るっていう人もいるから、椅子ある方がええやろ」と中古の折り畳みパイプ椅子をいただいた訳です。

その着眼は素晴らしい!お金のない神社にどこかで余ったらしい椅子を回すという「リユース」活動としても素晴らしい!!(この方、茨木市の廃棄物等減量推進委員さんです)

しかし…。昔、学校図書館の係で本の寄贈受けたときのこと思い出しました。ありがたくうれしいけれど、面倒くさいんですよ…

と、こんな記事が書けるのも寄贈者が親しい方だから  (^-^*) 

石鹸で洗って、部品の足りない椅子からきれいな部品を別のに移して…てな作業をしました。

通りかかった方が、何やってんの? と、もの問いたげな表情でおられるので「斯く斯く然々」と報告すると、「その手間があるから捨てちゃおうっちゅう話や」と理解していただけました。

それもこれも、秋の祭で椅子が必要にならなかったらまったくの空振りになってしまいます。
今年の秋祭、10月15日は日曜日です。みなさまぜひお参りください!椅子席の用意もバッチリです!

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2017年02月28日 08:11

子どもたちと氏神さん

この神社は西河原村と橋之内村が氏子。その西河原の方は川の付け替えがあったり道路ができたりして今は二つの小学校区になっています。(新しい町名もできて「西河原」は小さくなりました)

去年その一つの小学校で神社の歴史を紹介をすることができ、昨日はもう一つの小学校で氏子さんが新屋坐天照御魂神社について子どもたちの質問に答える…という授業をお手伝いしてきました。

今年がはじめてではなくて、数年前から子どもたちの質問に答える授業をしておられたそうです。教頭先生と話をしたら、かつて在任した橋之内を校区にする小学校では○○さんに神社の話をしに来てもらってたとか…。いや、その方、今もお世話になってるんですけど! 

地域の子どもたちと氏神さんをつなぐ活動、ちゃんとしてくれてはる人がいた。そんなこともお世話係になって初めて知りました。

実は、この小学校の通学路の上に境内の大木の枝が伸びており、「枯れ枝が落ちたら困る」「なんとかならないかと」いう話をうけ、先日、剪定作業をしたところで、不思議なご縁を感じています。

この小学校の子どもたちは、氏神さんにも可愛がられているはずの存在。なにかあっては一大事。氏子でなんとか出来ないかと知恵を出し合ったりもしましたが、思っていたよりも安い見積もりを出していただいたこともあり、プロに頼むことにしました。

作業中、危険がないように交通誘導をしながら見ていましたが、クレーンの上に乗って、さらに時々高い枝の上に乗りうつってというハラハラするような仕事。大きな枝が切り落とされると、枝をつったクレーンがぐらぐら揺れる。見上げていたら細い枝も、人が乗ったらえらい太さだったとわかる。素人がやったらけが人だすくらいじゃ済まなかったなぁ…。

しかも、後日、「社長が見積もりは△△だったけれど、××でいいから差額を返金しろと言っている」という電話がかかってきてびっくり!

社長さんの夢で氏神さんからお告げがあったんじゃないでしょうか。「ワシの可愛い子たちのためじゃが、氏子連中もお金が無くて困っとるから、ちとまけてやってくれんか?」

氏神さんのお世話係になって、損得では説明できないことで動いてくださる人とたくさん出会います。そして、たくさんのご縁をいただいています。

 

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2017年01月09日 22:26

素戔嗚尊(牛頭天王)もご機嫌直していただけたでしょうか?

以前、「須佐神社」の記事のおしまいの部分あたりに書きましたように、自分が最初に担当した新年はお社の電灯を点けるのも忘れて、ここにお参りする人はよっぽどこの神社のことを知ってる人だけ。
去年は明かりは点けましたが、大差なし。

ところが、今年鈴の緒を奉納していただいたら、初詣の皆様が本社拝殿前だけでなく須佐神社の前にも並んでくれはりました。
ありがたいことです。

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2016年12月19日 19:08

初詣にぜひお越しください!

今年もポスターを作りました。

先日おこなった「しめ縄リースづくり」の写真を使っています。

お正月にはぜひ皆さんでお参りください。(画像をクリックすると大きな画像が開きます)

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2016年12月19日 19:03

しめ縄リースづくり

西河原多世代交流センターの「しめ縄づくり体験」イベント。無事に…というより、予想以上に楽しく終えることができました。当日になって定員が埋まり、子どもが23名、大人19名の参加。お手伝いしていただいたボランティアが別に7名。しめ縄づくりの講師は5名(+おまけの私)。50人以上が、センターの大広間に集まりました。

主催者挨拶を多世代交流センターの方がして、自分がちょっと前振りしたあと、しっかり技を受け継いでいる西河原実行組合の皆さんにバトンタッチ。作るのがプロのひとは、教えるのもプロでした!
 
子どもたちも興味津々で話を聞いて、作業開始。きれいなしめ縄リースができて、氏神さまに奉納するしめ縄と一緒に記念写真撮影。了解を得たので、この写真は氏神さんの初詣ポスターに使わせてもらいました。

茨木JAの取材もあり、こちらの広報誌にも載せてもらえそうな感じです。

講師のみなさんに「ありがとうございました」とお礼を言って帰られる皆さんに
「初詣にはぜひ新屋坐天照御魂神社にお参りください」と横から宣伝。「もちろん、行きます」なんてうれしい返事もいただいています。

写真:「ねじると縄になる…をタオルを使って説明」

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2016年12月19日 16:54

鈴の緒の奉納

神社の前に吊してある鈴、鳴らすのに引っぱる綱があります。鈴の緒と呼ぶそうです。これがずいぶん傷んでみっともないことになっている。そういう指摘を受けることが重なり、新調を検討することになりました。

麻でできているので、国内で原料から作るとなると大麻取締法に基づく認可を得ないといけない。今は生産農家が激減。だから、それなりに値のはるものになっている。化繊のもあるというので見せてもらいましたが素人目にも「うーん、これじゃない…」という感じ。

毎年赤字が続くなか、会計の方といろいろ相談。

自分が「とりあえずサイズを測って、値段を調べよう」と氏神さんに行ったら、ご夫婦でお参りしていらっしゃる方が…。邪魔にならないよう、須佐神社の方からメジャーで測ってたわけです。お参りを終えたご夫婦に声を掛けられ話をしたら、鈴の緒の傷みを気にしておられると人づてに聞いていた方。

計測を終えて、疣水神社に回り、神主さんに相談に行ったら、またこのご夫婦とお会いしました。どうやら、自分と神主さんが疣水神社の鈴の緒のところで話をしているのもご覧になっていたらしい。

値段は長さだけでなく、太さも関係すると知って氏神さんで鈴の緒の太さを測って、家に帰って、もらってきた価格表で、この太さのこの長さだと…と試算していたところに電話がかかってきました。

なんでまた電話番号がわかったかというと、奥さんがうちの嫁さんと昔PTAでご一緒だったんです。

〇〇です、と名乗られて「女房は外出中で…」と答えようと思ったら、鈴の緒の価格を尋ねられて、目の前に価格表があるから、それをそのまま伝えたら。

「拝殿と須佐神社、2本奉納します!」

びっくりして、ちゃんと御礼が言えたのかどうか記憶がない。しかも、名前を刻むのは不要とおっしゃる。ずっと気になっていたことが解決するならそれだけで嬉しいという、なんとも「男前」な申し出でした。

自分が「とりあえずサイズ測って…」となぜこの絶妙のタイミングで思ったのか? 鈴の緒の新調を氏神さまもお望みだったと思わざるを得ないような展開でした。

初詣の時には、新しい鈴の緒を参詣の方々にお披露目できます。お参りの節、この話も思い出しつつ鈴を鳴らしていただけたらと思います。

追記
今日、この鈴の緒の新調を知った方から、紅白のリボン(正式名称がわかりません。鈴の緒と一体のものとみなすそうです。麻綱にくくりつけてある布。見に来てもらったらわかります。)を奉納したいと電話がかかってきました。さっき、御礼に伺ってきたところです。

これ、「神ってる」てやつですか?

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2016年12月01日 10:03

しめ縄づくり体験

今年初めから、実行組合の方に持ちかけ、なんとか了解を得て「しめ縄づくりの技を子どもたちに」というイベントが実現する運びになりました。神社の行事ではなくて、茨木市西河原多世代交流センターの行事。茨木市報にも載り、自治会の回覧板でも回してもらって、ぼちぼち申し込みも来ているところ。

このイベントの参考資料に、安いしめ縄を買ってきて、見てもらったら「これ藁ちゃうで」と指摘されてびっくり。よく見たら材料表示に「水草」と書いてある。調べたら、輸入基準を満たす水草が材料になっているらしい。ねじり方も普通の綱と同じ右巻…これ「しめ縄」でしょうか?

五穀豊穣を祈って奉納するしめ縄は、やっぱりお米の藁でなくては。水草じゃ豊かな実りは期待できない。

その点、このイベントで子どもたちがつくるしめ縄は「ホンモノ」。氏神様に奉納するしめ縄と同じ田んぼで作ったもち米の藁が材料で、日常使う縄とは逆にねじって作ります。17日までに定員いっぱいの申し込みがあることを祈っています。

 

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